2001年2月26日(月)

【重要事項】
このホームページの姿勢〜現状とこれから




その1)現状〜どんなメールが送られてくるか。

● トレーニング的コース設立以前の「適任証取得者」からの
評判が悪い。苦情・批判のメールがやってくる。

● 基礎的コースの方やカウンセリング勉強中の学生の方からの
評判が良い。うれしいメールがやってくる。

● サイト運営上の「ネチケット」に関する批判があった。

●「臨床心理士資格」取得者からの批判があった。



その2)対応策とこれから

● 100%いえませんが、ホームページというのは
表現の自由の上に成り立っていると私は思います。
ゆえに、今後、当ホームページの基本運営方針として
管理人の「独断と偏見」を若干強化してまいります。

● 上記ゆえに、当サイトへ批判的な考えをお持ちの方々に
対する配慮を(100%とはいいませんが)今後ひかえさせて
いただきます。


● 現状の「臨床心理士資格制度」に対し、『批判的姿勢』をとります。
その理由はいろいろあります。
私の同期の生徒に(および私が)四年生大学卒業者が少ないこと、
経済的に余裕のない方が多いこと、家庭をお持ちの方が多いこと、
決して若いとはいえない方が多いことなども、
批判的立場をとる理由にあげられます。もちろん、それで100%とは
いえませんが。
(大尊敬する氏原先生ごめんなさい。現行資格制度の推進に日夜がんばって
おられる先生の姿を見ると、このような発言はしたくありません。
しかし、現行の資格制度で「カウンセラー」の名称独占・業務独占が
実施されると、実力のある芽の多くが陽の目を見ずに枯れていくことに
なってしまう可能性があるのです。そこのところ、ご了承ください)


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▲ 最後におまけとして、「2001年2月26日現在」の、
臨床心理士資格制度の現状を、私の調べた限りで掲載しておきます。

昨年の秋。
厚生労働省は以下の見解を出した。
「臨床心理に関する行為は、医行為ですよ」
医行為とは、あくまで医師の指示のもと、管理下で行う行為のこと。
つまり、医療関係における「心理査定」「心理面接」は
すべからく医師の命令のもとで行うように、ということらしい。

ということで、医療部門での「臨床心理士」は、
医師と対等の立場をとることは難しくなってきている。

もしかしたら、精神保健福祉士以外にも「心理関連」の
新しい医療国家資格ができるかもしれない。
もちろん、医師の管理下におかれる資格だが。
その場合、受験資格は緩和される可能性があるという。
専門学校卒か大学卒になるかもしれない。
私にも門戸は開かれる。
ただし、「指定校制度」までつくった先生方や
すでに修士まで出て臨床心理士になった方々の面目やプライドは…。



さて、文部科学省が推進している「スクールカウンセラー制度」は
いかがなものか?

ここにも問題は立ちふさがっているようである。

派閥がふたつにわかれている。

「スクールカウンセラーは臨床心理士が行うべき」派と、
「教師カウンセラーや学校心理士がスクールカウンセラーになるべき」派、
二派のせめぎあいである。

もし後者が優性になれば、臨床心理士の立場はなくなる。



「カウンセラー」「心の専門家」の国家資格化・名称業務独占化は
おそらく不可欠になってくる。いや、もうなってるか。

しかし、その国家資格の名称が『臨床心理士』の
ままでいいのかどうか。おそらく、変更を求められる。
厚生労働省から文部科学省から、そして日本医師会から。

以上はあくまで、私がいろいろと調べた内容をまとめた
独断と偏見による主観的意見である。

以上。

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追伸:以上のような現状をかんがみた結果、「メールマガジン<裏>週報」の
発行はいったん「白紙」に戻したいと思います。
期待していた人(いないと思うけど・・・)ごめんなさい。





私の「夢」


それは、
このカウンセリングのセンターの卒業生の
優秀な人たちを集めて
2時間・2000円でセッションを受けられる
相談オフィスをつくること。
集めるメンバーは学歴・年齢・男女まったく関係なし。

もちろん、
「臨床心理士」の資格なんて関係なし。

要は「能力主義」。

でも、「関西カウンセリングセンターの適任証」は絶対に必要。
これは必須。

2時間・2000円ということは、
「映画」を劇場に観に行く感覚。
金銭的には<ちょっと贅沢>ぐらいの感じかな。

悩みを抱えてやって来たクライエントが、
2時間後には、
何か「気づき」を得たり、
精神的に「成長」する必要を学んだり、
その成長の「援助者」を見つけてホッとしたり。
そんなオフィスにしたい。

夢のまた夢だけど、いつかかなえたい。
あまりにも、無謀すぎるけど。


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