クライエント風体験の是非について


●まず「是」から。

・実際に神経症などの症状を持っている人や悩みをもっている生徒にとっては
安価でカウンセリングを受けられることは誠にもって重宝します。

・「教育分析的な使い方」が出来ます。自分の心の弱点を発見する礎になります。

・「カウンセリング技法」を実習生から「盗め」ます。
私、けっこう盗んでいます。これって、ある意味、講義よりもずっと勉強になってるかもしれない。

・講義で学んだ「理論」の実践的意味を知ることができる。
カウンセリング中に、「ああ、あの先生が言ってた転移ってこういう感情なんだな」などと
気づくことも多い。



●次に「非」です。

・「悪い実習生」にあたると、症状や具合が悪くなる。
「この人、ホントに二次審査を合格したの。ウソでしょ!」
というような、とんでもない実習生もいます。(もちろん「立派な方が」ほとんどです)

・実習生の「愚痴」を聞かされることもある。

・実習生が一方的にしゃべって、こちらがカウンセラー役になってしまうことがある。
まあ、これはこれで、勉強になるっちゃなるのですが・・・。

・「こんな人が実習生になれる某カウンセリングセンターって何?」と
疑問を感じ、受講したくなくなる。


●以上が私の抱いた、クライエント体験の印象です。
これを読まれた生徒さん、修了生さんで
「わたしはこう思う」という方がいらっしゃれば、
メールをください。
もし、よければ匿名で加工した後に掲載したいと考えております。
よろしくお願いいたします。


<追加情報1(あくまで噂です。ははは)>

●さっそく、情報をいただきました。ありがとうございます。 m(_ _)m

●「アドバンス的コースの実習生は一応『トレーニング的コース』に通った人なので
まだマシなんですよ」というご意見が。

●トレーニング的コースの「クライエント風実習」を担当するカウンセラーの方は、
「トレーニング的コース」創設以前に適任証をもらった方が多いのだとか。
つまり、充分にトレーニングを受けていない人が適任証をもらっている可能性も・・・。

ですから、そのレベルも、玉石混淆。

素晴らしいカウンセラーもいらっしゃるらしいのですが、
とにかく全体的にレベルが・・・。という噂、あくまで噂なので信じないように。

そのおかげで、第二次審査や第三次審査が
急に難しくなったなんていう噂もあちこちから。

まあ、あくまで噂なので。
真実は自分で確かめよう!

とか何とかいいながら、私も噂話が好きだなあ。
そこらへんのオバちゃんと変わらないな。わはははは。


12月7日(木)

★今日のクライエント体験で、スゴイことが心の中で起きた。
詳しいことは書けない。

プライベートなことがからんでくるということもあるが、
体験があまりにスゴすぎて、とても書き言葉では表現できないのです。

何かが「スパーク」したというか、なんというか・・・。
コペルニクス的転回というのかなあ・・・。

言えることは、ひとつだけ。
「プラス」になった。
これだけは言える。

メチャクチャ「プラス」になった。

私を担当してくださっている実習生のBくん(仮名)は、
なんというか、とにかく・・・・。

これからの勉強に、プラスになると確信する。

・・・・・・うーむ・・・。


2001年01月12日

「アドバンス的コースの生徒たちよ! 
君たちは真剣にクライエント風体験を受けているか!?」

多くの実習生の方から、
「アドバンス的コースの生徒の中には、単位取得のためだけに
10回のクライエント風体験をサッサとすまそうとする人が多いのでは?」
というご指摘をいただきました。

確かに、私の知っているアドバンス的コースの生徒の中にも、
「クライエント風体験なんて、10回受けなくても、
最後に事務局に泣きつけば、なんとかなるわよ」
などと豪語する方もいます。

しかし、そんな<もったいないこと>をしていいのでしょうか?
クライエント風体験は、貴重な自己分析のできるチャンスではありませんか。

せっかくのクライエント風体験でカウンセリングを受けに行くのなら、
自分を見つめようという 気持ちを持つべきではないでしょうか。

実習生の方から見ると、
本当は問題をいっぱい抱えているはずなのに、
「悩みはないんですよ」
といいながら、世間話のレベルに
必死で留まって防衛しようとする人が目立つそうです。

(もちろん<防衛>さえ知らない無知ゆえに
そんな行動をとらせる場合もあるでしょうが)

実習生の方々が気をつかい、
時間を有効に使ってほしいので ちょっとゆさぶると、
逆に、「先生は・・ですね」と
衝動の矛先を実習生に向けてくることもあるのだとか。

アドバンス的コースまで行った人なら、
この衝動を<自分>に向けて
自己分析をすべきだということが
わかって当然です。
それがわからないような人は基礎コースから
やり直すか、カウンセラーへの道を諦めるべきではないでしょうか。

さらに自己分析どころか、カウンセラー見物に来ている生徒も…。
自分がカウンセラーになるんだ、という意識を持てないのか、と
多くの実習生の方々が嘆かれています。

「ウチの実習生、世間話が好きで、なんかしゃべってて楽よ」
とか言ってる生徒の方々!
せっかくのチャンス。
逃すと、お金も時間も、もったいないですよ!

先輩たちの貴重な「声」に耳を傾けよう。


2001年1月25日

「クライエント風体験が危機的クライマックスを迎えています!」

以前にも紹介した私を担当している実習生のBくん。
非常に優秀な子で、毎回、少しずつ、私の無意識を守っている<抵抗>という名の
防衛を、ていねいにちょっとずつちょとずつ剥がしていってくれはります。

しかし、ここ数回の面接は、どうもうまくいかない。

面接後、私の心がよどんだようになる。
わだかまりが残る。
こころの便秘。

面接中、一生懸命になって「正直に真実をすべて話そう!」とするのだが、
逆に力みすぎて抵抗が強くなる。

確かに「抵抗」はある。「防衛」はある。
それだけはわかる。

しかし、それから先に話が進まない。

Bくんの表情からも、最近の面接に対するあせりがうかがえる。
そりゃそうだ。
毎回、ふたりで共同で、作業しているのだから、
うまくいっていないことはふたりとも重々承知だ。

前回の面接で、私は異性であるBくんに、
「陽性転移を起こしています」
「でも勘違いしないでください。セクシャルなファンタジーは浮かびませんから」
さらに、
「私はヒゲを生やした人にしかセクシャルなイメージが描けないの」
なんていうことを言ってしまった。(誰かがしゃべらせた、という感じがした)

Bくんの顔は無表情になっていた。
帰り際に、
「今日は失礼なことを言ってしまい、申し訳ございませんでした」
と謝ったが、
Bくんは頷いてくれなかった。無表情のままだった。

そりゃそうだ。
裏返せば、私の発言は、
「Bくん、あなたは、カッコヨクないのでセクシャルな対象にならないのです」
ということを、暗に臭わせたものであるのだ。

異性として、そんなことを言われて、腹が立たないはずがない。
しかし、Bくんは毅然として(我慢してくれたんだ、私のために)、
面接を続けてくださった。
ありがたいことだ。

今になって冷静に考えてみると、あの発言にはいろんな可能性が秘められている。

「Bくんへのセクシャルな願望を無意識がわざと隠そうとしたのかもしれない」
「ヒゲを生やした異性というのも、なんだか唐突でおかしい。これも防衛のひとつか?」
「とにかく、心の深層へ向かおうと私はあせっている。3月でBくんとお別れだから。
そんなあせりが、突進する気持ちを起こさせ、それに防衛がブレーキをかけたのか?」

他にもいろんなことが考えられるが長くなるので、このへんにしておきます。

また、次の面接がやってくる。

今度はあせらず、なんの準備もせずにセッションを受けようと思う。

が、抵抗ってしつこいから・・・。


2001年1月29日


「くだらない話」


先日のクライエント体験での、
私と実習生Bくんの会話。

私「<広末涼子や竹内結子>みたいなタイプならゆるせます。
 <藤原紀香や松嶋菜々子、木村佳乃>みたいなのはキライです」

実習生B「えっ! ちょっと待ってください!
 <広末涼子>は<松嶋菜々子>のほうで、
 <木村佳乃>が<竹内結子>のほうでは?
 つまり、
 <木村佳乃と竹内結子>が仲間、
 <藤原紀香と松嶋菜々子と広末涼子>が仲間だと思うんですけど…」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰って、友人に尋ねたところ、

友人「右に<藤原紀香>、
 真ん中に<松嶋菜々子、木村佳乃>、
 で、左に<広末涼子、竹内結子>でしょ」

と言われた。

まあ、どちらでいいことだが・・・。

皆さんは、どう思われますか?


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