それでも、カウンセラーになりたい私


2001年4月25日

神戸・元町の精神科クリニックでデイケアボランティア募集中


・・・というサイトをみつけたので、ご報告いたします。
ココをクリックしてください。


2001年3月18日

センター掲示板・就職情報


●最近、某カウンセリングのセンター(本部)の掲示板に
「児童心理相談員」「中学校心理相談員」「女性のための心理相談員」など
の求人が、まあ、若干ですが出てきています。

●採用条件は、ほとんどが「実習生以上」
「臨床心理士」の資格は問われていません。(不要です)
むしろ、センターの実習生の実力の方が資格よりも認められていると
いうことでしょうか。

●扱いはアルバイト的というか、給料無しのところや、時給1000円ぐらいの
感じですが、要はチャンスをつかむことが大切です。
このような求人がますます増えることを期待しています。

●明石で活躍されているとある臨床心理士も、こう語られているそうです。
「いまは資格がなくても、実力がある人がたくさん求められています。
カウンセラーの人手が足りなくて困っています。
本当の実力があれば、資格なしでも採用されます」
この言葉を胸にして、私もがんばります。


2000年11月20日

●「いやあ、軽い気持ちで受講しはじめたら、はまっちゃって・・・」
こう言う生徒さんは多い。
別に教育者でも医者でも、労務関係者でもない。
普通のOLの方がよく前述のセリフを口にする。

●私の心境もまったく同じだ。
普通の営業関係の会社員が、興味半分でこのカウンセリングのセンターに通いはじめ、
気がついたら首までドップリ浸かっていた。
カウンセリングの勉強には「麻薬的」な甘美な魅力がある。

●現時点での私は、「自分自身がわかってくる」ことに興奮している。
自己分析には、インチキ臭い占いや金目当ての新興宗教にはない、
サイエンチスティックな驚きと感動がある。
センス・オブ・ワンダー。
これから、このままこのカウンセリングのセンターに通い続けるかどうかは
わからないが、カウンセリングの勉強は一生続けていくつもりだ。

●・・・なんだか、中学生の読書感想文みたいになっちゃった。
まあ、これからも、このページに気になったことを書いていきます。


「ホームヘルパー2級養成講座」 その1

で、カウンセリングだけではご飯を食べていくのは
無理かもしれないと思いまして、
某養成機関が主催している
「ホームヘルパー2級養成講座」に通いました。

無事、資格を取得したのですが、
その道のりの長かったこと・・・。

辛いことが多かった。
けれども。得たものも多かったです。
それらについて、何回かに分けて書いていきたいと思います。

まず、一番、印象に残っているのは、
「特養」での実習です。
「老人ホーム」で、お年寄りのお世話をするのです。
卒業生の間では、<魔の3日間>と呼ばれている実習でしたが。

3人、一組になって、主に大阪南部の「老人ホーム」に
朝の9時ぐらいから、夕方5時ぐらいまで、
『いろんなこと』をさせられます。

そこで、日常生活では見られない凄まじい情景を
目にするのですが・・・。

それは、「その2」以降でのお楽しみ、ということで。
今回は、ここまで〜。


「ホームヘルパー2級養成講座」 その2

私たち3人が派遣された「老人ホーム」は、
けっこうシビアな所でした。

運のいい人は、ラクな「老人ホーム」へ行ける。
「あなたたちはそこらへんで座っていたらいいから」
などと、某センターからの
研修生は一日中ボウーとしていたとか。

うらやましいなあ〜。

私たち、3人組が行ったところは、
超多忙で
「立ってる者は親でも使え」
といったヘビーなところでした。


私のスケジュール。
1日目・・・「痴呆老人棟」
2日目・・・「デイサービス担当」
3日目・・・「健康な老人の棟」

で、
1日目、「痴呆老人棟」へ行きました。

部屋に入ったとたん、後で「ガチャン」と扉を閉められました。
もう、お昼休みまで、外に出られません。
牢獄です。

まあ、いろんなご老人がいましたが、
詳しいことは控えさせていただきます。

が、これだけは言えます。
「痴呆の老人の方々は、私の心の波長とぴったり合った」
ということです。
一日中、ファンタジーの世界に遊んでいる方々と
一日中わけのわからぬ白昼夢に遊んでいる私とは
どこか共通するものがあったような気がします。

その点、3日目の「健康な老人の棟」はつらかった。
惚けていないぶん、たちが悪い方がいた。
「イジワル」「新人いじめ」を楽しみにされているご婦人の
ターゲットにされました。
相手は「呆けていない」のですから、
こちらも「腹が立ちます」。割り切れません。

また、モロに「死」への恐怖を露わにされる方もいました。
これもつらかった。
私も「死」がとても怖い。
だから、気持ちがすごくよくわかる。
私だって、今日、死んで、無に帰してしまうかもしれない。
そう思うと、激しい不安感に襲われた。

その点、「痴呆の方々」はラクなんです。
「死」なんてことさえ、考えられないのですから。
ある意味で「呆けたほうが勝ち」なのではないか。
そんな気さえしました。

2日目のデイサービスは、「一番ラク」でした。
下手に動くと、
「じゃまになるから座っていてね〜」
と言われるので、ずっと座って
車で迎えにいったご老人と一緒に
お花見会のビデオを見たり、
お風呂に入って背中を流してあげたりしました。
ベテランの寮母さんがついていてくださったのが
助かりました。

あっ、寮母さんといっても、ほとんどの方が
20代中盤〜30代前半の若い方ばっかりです。
若いのによくがんばっておられます。
尊敬します。


とうわけで、某センター主催の
「ホームヘルパー2級講座」の大きな山場である
実習について述べさせていただいたわけですが、
他にも「問題点」がありまして・・・。

それについては、<その3>で述べさせていただきます。


「ホームヘルパー2級養成講座」 その3

この講座での「最大の敵」は、生徒である
性格に問題のある熟成したオバサン、オジサンであった。

約一名のオジサンは、「でしゃばりすぎ」であった。
講師の先生の意見に「反論する」「楯を突く」「下品なヤジ(冗談?)をとばす」。
まあ、本当に困ったオジサンで、当然、みんなの嫌われ者であった。

でも、悪意はないのである。自覚がないのである。人はいいのである。
休み時間に話してみると、
苦労人であった。
単なる「やんちゃな60歳」なのであった。


問題は、熟成した時期の「性格に問題あり」のオバサンたちであった。

あるオバサンなどは、自分の都合を私に押しつけた。
実習先の老人ホームが自宅から遠いことがわかると
狂ったように取り乱し、自宅から近い老人ホームを振り分けられた
私に目をつけて、「お兄ちゃん、ひさしぶりねえ」などと
わけのわからぬことをフランクに語ってきた。
私はそのオバサンと一回だけ、「おはようございます」とあいさつしただけである。
それなのに、長年の友人のように親しげに話しかけ、
「私はね、仕事が忙しくて、アメリカの大学に行っている息子の世話をしなければ・・・」
などと自分の苦労を朗々と語り、
無理矢理、自分に振り分けられた南大阪の果ての老人ホームと
私の比較的梅田に近い老人ホームとを
勝手に交換してしまった。

その後、実習後、そのオバサンから私の自宅に電話があった。
実習に対する愚痴であった。
手当たり次第に電話して、たまたま在宅していたのが私だけらしかった。
出かけていればよかった。
2時間も、愚痴を聞かされた。
いかに、その老人ホームが入居者を虐待しているか。
そして、いかに自分が寮母と闘ったか。
自分の考え方が「いかに崇高で素晴らしい」か。

そして、講座の最終日。
その方は、
「これが私の書いた実習報告書なの。見て!見て!」
私は「はあ・・・」と言って、押しつけられたレポート用紙に適当に目を通した。
閉会の挨拶語、受講者全員で、1500円ぐらいの豪華なお弁当を食べることになった。
お弁当は大きく、先ほどのレポート用紙が邪魔になったので
とりあえず、カバンの中に放り込んだ。

おいしくお弁当をいただいていると、例の方がやってきて、
「さっきのレポートは?」
「ああ、これですか?」
私がカバンからレポート用紙を出してくると、
「なに! これ、他人のプライバシーよ! 持って帰ってどうするの!」
私はあきれた。
勝手に押しつけて、邪魔になったからカバンに放り込んでいただけなのに、
何故あんたに叱責されねばならぬ。
私は、あなたのくだらない愚痴を2時間も聞いてさしあげたのですよ。

怒りがこみ上げてくる。
オバサンはレポート用紙をふんだくって、私をにらみつけ、去っていった。
殺意さえ感じた。

疑問を感じながら、不愉快のうちに、講座は終了した。

単なる愚痴になってしまい、もうしわけございません・・・。


2001年1月25日

インターネットでカウンセリングは可能か?

最近、ネットサーフィンをしていて、よく、
「ネット上で心理カウンセリングします」
などと書いた掲示板を見かける。

しかし、インターネットでカウンセリングは可能なのだろうか?

しかも、「ネットカウンセリング」なんて、まだ養成機関もないし、
ノウハウも蓄積されていないはずだ。(と思う。間違ってたらメールください)

電話相談でさえ、キチンとした訓練を受けないと、
逆効果につながるという。

そんな素人考えの「インターネット・カウンセリング」は
逆効果でクライエントを苦しめるのではないだろうか。

いや、ふと思った、だけの、
阿呆の戯言です。
気にしないでください。


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